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JN31W_CS3_模擬監査演習場面3

設問3解説

設問5 ここまでの会話及び提示された資料から、監査員として次に質問する内容としてもっともふさわしいものを選択して下さい。

No1 ISMSマニュアルで決まっていることなので、守ってください。
No2 監査員の立場上、アドバイスはできません。
No3退職者が出るなど変化があった時にも対応できる仕組み等を決めておくと良いと思います。担当者任せにするのではなく、例えば部やグループで進捗を確認できてフォローし合える体制作りも一つの対策かもしれません。
No4 是正処置は基本的に被監査側が考えることです。「観察事項」や「改善の機会」の指摘であればアドバイスしますが、不適合指摘の場合は、アドバイスは控えさせて下さい。

内部監査では、被監査者からの相談には積極的に応えてあげましょう。監査員の経験や他部署の好事例などがあれば伝えるとなお良いです。

№1については、今の決め事を絶対守ると固く考えず、運用にもっとも適切な方法を検討するのが良いです。
№2は、第三者審査ではアドバイスは禁止されていますが、内部監査ではそのような決まりはありません。
№4は、不適合指摘でも求められればアドバイスすることは、内部監査では控えることではありません。

以下、設問対応場面

監査員
監査員

ISMSマニュアルの7.2 c)では、「管理部は当社全社員に対して、有効性評価のため、教育後3か月以内に業務での適用状況をアンケート調査する」必要があると定められています。今回サンプリングした今年度のISMS教育では有効性評価がなされているとは言えませんので、不適合として挙げさせていただきます。

被監査者
被監査者

了解。でも、たまたま退職者が出てバタバタしていたから仕方ないんじゃないの?どうやって是正処置を進めたらいいのか、何か良いアイデアを出してよ。

お疲れ様でした。

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