2020年度の「エネルギー需給実績(速報値)」が公表された。 最終エネルギー消費は、前年度比6.6%減 となった。 新型コロナウイルス感染拡大による影響により、家庭部門の消費が増えた一方、企業・事業所他部門での消費が減少した。ポイントは下記の通り。 ●2020年度エネルギー需給実績(速報)参考資料.pdf エネルギー需給実績のポイント (1)需要動向 最終エネルギー消費:前年度比6.6%減(内訳:石炭は同14.9%減、都市ガスは同8.3%減、石油は同7.1%減、電力は同2.1%減) 家庭部門:新型コロナウイルス感染拡大による在宅時間増の影響などから前年度比増加(4.8%増)。企業・事業所他部門は、ほぼすべての製造業で生産量が減少した影響などから減少(7.7%減) (2)供給動向 一次エネルギー国内供給:前年度比6.1%減。化石燃料は7年連続で減少。再生可能エネルギーは8年連続で増加が続く一方、原子力は2年連続減少 発電電力量:前年度比2.1%減(1兆13億kWh)。非化石電源の割合は23.7%(前年度比0.7%ポイント[%p]減少) エネルギー自給率(IEAベース):前年
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