2021年9月30日「遠隔監視機能を有する浄化槽の保守点検の回数を定める件(告示)」が公布された。同日より適用される。 遠隔監視機能を有する浄化槽の保守点検回数に関する特例を位置づけるため、告示を制定するもの。 ●遠隔監視機能を有する浄化槽の保守点検の回数を定める件.pdf 1.背景 令和2年度規制改革実行計画において、流量調整槽が前置された大型浄化槽について、遠隔監視機能を用いることを条件として、保守点検回数の緩和が可能か技術的に検討を実施することとされた。これを受けて、環境省では、「令和2年度浄化槽リノベーション推進検討会」を開催し、遠隔監視機能を有する等の一定の条件を満たす浄化槽については、保守点検回数の緩和措置を講ずることが可能であるとの報告を得た。 これを受けて、遠隔監視機能を有する浄化槽の保守点検回数に関する特例を位置づけるため、告示を制定するもの。 2.告示の概要 遠隔監視機能を有し、異常が発生した場合に速やかに適切な措置をとるための体制が確保されている、処理対象人員が51人以上の「膜分離活性汚泥方式」の浄化槽の保守点検回数につい
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