パブコメ「自動車リサイクル制度の施行状況の評価・検討に関する報告書（案）」

  「自動車リサイクル制度の施行状況の評価・検討に関する報告書（案）」に対してパブリックコメントが行われる（2021年5月31日～6月30日）。   「自動車リサイクル法」では、❝施行後5年以内に、この法律の施行の状況について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずる❞ ことが規定されており、これまで、平成22年と平成27年に自動車リサイクル制度に関する報告書が取りまとめられた。   平成27年報告書では、5年後をめどに評価・検討を行うことが適当であるとしていることを受け、令和2年8月から、自動車リサイクル制度の評価・検討が行われ、報告書が取りまとめられた。 報告書では、今後の課題として、自動車を取り巻く環境は、カーボンニュートラルに向けた取組み、それに伴う電動化の推進、車の使い方の変革が進展する中で、大きく急速に変化することが見込まれる状況となっており、これらの環境の変化により、既存の市場原理を活用した現行の自動車リサイクルの在り方を含め、制度の全般的な見直しの必要が生じる時期が遠くないところで到来することが想定される。 との結論が報告されている。