水道施設における PFOS (※1)及び PFOA の検出状況等を把握するため、水道事業、水道用水供給事業及び専用水道を対象に、国土交通省と環境省は共同で2024年5月 29 日に「水道における PFOS 及び PFOA に関する調査」を発出しました。 今回、そのうち水道事業及び水道用水供給事業(※2)の回答結果の取りまとめが終わり、結果が公表されました。 ※1 PFOS、PFOA:「有機フッ素化合物 ( PFAS ) 」の一種で、2000年代はじめごろまで、さまざまな工業で利用され、身の回りの製品を作る際にも使われていた。2009年以降、環境中での残留性や健康影響の懸念から国際的に規制が進み、現在では日本を含む多くの国で製造・輸入等が禁止されている。国内で新たに作られることは原則無いが、分解されにくい性質があるため、今も環境中に残っている。 ・PFOS・・・ペルフルオロオクタンスルホン酸(Perfluorooctane sulfonic acid)、主な用途:メッキ処理剤、泡消火薬剤 など ・PFOA・・・ペルフルオロオクタン酸(Perfluorooctanoic ac
こちらのコンテンツはテクノファ会員限定の記事です。会員の方はログインして閲覧してください。テクノファ会員へのご入会はこちらです。