「生物多様性民間参画ガイドライン(第3版)-ネイチャーポジティブ経営に向けて-(案)」についてパブリックコメントが行われます(2023年2月10日~2月28日)。 背景 事業者向けに、基礎的な情報や考え方などを取りまとめた「生物多様性民間参画ガイドライン」は、2009年に第1版が策定され、2017年には改訂版である第2版が発行されました。 その後、ビジネスと生物多様性に関する国内外の多くのイニシアチブが発足し、影響評 価や情報開示に関する枠組みの検討が活発に行われています。また、2021年にG7で合意された「自然協約」を踏まえ、日本においては陸と海の保全に関する「30by30 目標」が設定され、企業等の保有地等も生物多様性保全に貢献する地域としてその一部に組み込むなど、民間による生物多様性保全への期待は年々高まっています。 さらに2022年12月に決定された生物多様性に関する新たな世界目標「昆明・モントリオール生物多様性枠組」には、事業者に関する多くの目標が含まれています。 こうした生物多様性に関する社会的状況の変化を踏まえ、ガイドラインが改訂されました。 改訂のポイント ●生物多様性
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