2022年5月19日、国内では長崎県対馬市のみに生息する「チョウセングンバイトンボ（学名：Platycnemis phyllopoda）」が、種の保存法に基づく「緊急指定種」に指定された。 これにより、捕獲・殺傷、販売（標本を含む）などが禁止される。違反すると、5年以下の懲役または500万円以下の罰金が科せられる 概要 指定種 チョウセングンバイトンボ 生息：対馬、朝鮮半島、中華人民共和国、極東ロシアに分布 指定期間：2022年5月21日～2025年5月20日（3年間） 指定理由：2022年3月に専門誌において国内で初めて生息が確認されたと報告された。国内での生息確認は数地点に限られており、愛好家による採集や標本販売を目的とした採集を誘発し、過度な捕獲圧が集中することにより、個体群が消滅する可能性があることから、緊急指定種として指定を行う 「緊急指定種」の概要 緊急指定種は、種の保存法第5条に基づき環境大臣が指定 特にその保存を緊急に図る必要があると認められる種について、生きている個体の捕獲・殺傷、個体等（標本含む）の販売・譲渡し、陳列等を禁止する緊急的な措置 指定の期間
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