環境省より、大気汚染防止法に基づく届出及び規制事務の件数などの施行状況をまとめた「大気汚染防止法施行状況調査(2020年度実績)」が公表された。 調査結果の概要 ●結果概要:大気汚染防止法施行状況調査(令和2年度実績).pdf ●報告書:大気汚染防止法施行状況調査(令和2年度実績).pdf 1.大防法に基づく規制対象施設の届出数 2020年度末における大防法に基づく規制対象施設の届出数は、前年度と比較して、ばい煙発生施設、揮発性有機化合物排出施設、水銀排出施設は減少した。 施設名 2020年度末の届出数 ( )内は前年度末の実績 ばい煙発生施設 216,753(217,170)↓ 揮発性有機化合物排出施設 3,434(3,504)↓ 一般粉じん発生施設 70,869(70,103)↑ 水銀排出施設 4,546(4,588)↓ 2.特定粉じん排出等作業の実施件数 特定粉じん排出等作業(※)の実施件数は16,457件であり、前年度よりも2,161件減少した。また、除去された特定建築材料の種類は、主に「吹付け石綿」「石綿を含有する保温材」だった。 (※)特定粉じん排出等作業:特
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