公布・適用「生活環境動植物の被害防止に係る農薬登録基準」（イソシクロセラム）

農薬は「農薬取締法」に基づく農林水産大臣の登録を受けなければ、これを製造、加工又は輸入してはならないこととされています。
農林水産大臣は、申請された農薬が、次のいずれかに該当する場合はその登録を拒否しなければなりませんが、下記の６）から９）までに該当するかどうかの基準（農薬登録基準）は環境大臣が定めることとされています。

＜農薬の登録を拒否する場合＞（農薬取締法第４条第１項の概略）
１）～５）（略）
６）農作物等への残留が原因となり、人畜に被害が生ずるおそれがあるとき
７）土壌への残留により農作物等が汚染され、それが原因となって人畜に被害が生ずるおそれがあるとき
８）生活環境動植物に著しい被害を生ずるおそれがあるとき
９）水質汚濁が生じ、それが原因となって人畜に被害が生ずるおそれがあるとき
10）・11）（略）

上記８）に係る農薬登録基準について、以下の農薬成分に関し基準値が定められました。

①水域の生活環境動植物関係