2024年8月2日(金)、「気候変動への配慮とライフサイクル思考」一般社団法人日本LCA推進機構協力編を開催し、60名のお客様にご参加いただきました。
ご受講いただきました皆様、誠にありがとうございました。
世の中は、カーボンニュートラル実現に向けて、企業がGHG(温室効果ガス)排出量削減に取り組む中、ライフサイクルアセスメント(LCA)の理解の重要性が増しています。
こうした状況を受けて、カーボンニュートラル実現に向けて知っておくべき、気候変動関連の国内外の動向、GHG排出量の削減に欠かせないライフサイクルアセスメント(LCA)の基礎及び最新動向を概説するコースを開催しました。
午前の部は、テクノファ主任講師で、ISO 14000審査員研修コース、CPDコースの講師を担当する元廣祐治氏が登壇し、ISO 14000シリーズの改訂動向、GHG関連法規制の国内外の動向を広く解説いただきました。
午後の部は、LCA研究の第一人者である、日本LCA推進機構(LCAF)稲葉理事長にご登壇いただきました。LCAの歴史とISOとの関係からスタートし、LCAの実施方法やLCAでの比較の原則等、基本となる部分を解説いただきました。さらに、カーボンフットプリント(CFP)、Scope3との関連、カーボンニュートラルの宣言方法など、最新の動向についても解説いただきました。
盛りだくさんの1日コースでしたが、午前の部では、附属書SLやISO 14001改訂動向に対するご質問や、午後の部では、実際にGHG排出量の算定を行っている組織の方や、カーボンニュートラル宣言に関する質問が寄せられました。
●午前の部:元廣祐治講師の講義風景
●午後の部:稲葉敦先生の講義風景
ご受講いただきました皆様、誠にありがとうございました。
次回は10月頃を予定しておりますので、ぜひご参加ください。
また、LCAについてさらに学びたい方は、一般社団法人日本LCA推進機構(LCAF)様が主催する『LCAFオンライン研修「初級:LCAの基礎」』・『LCAFオンライン「中級:LCAの実務」』をご受講ください。
私も初級:LCAの基礎を受講しましたが、LCAを体型的に学ぶことができ、大変勉強になりました。