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生物多様性のISO化の取組状況及び 国内審議委員会の委員募集

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環境省のウェブサイトにて、ISO/TC 331(生物多様性)における、生物多様性の標準化に関する取組状況が公開されるとともに、国内審議委員会委員が募集されています。

ISO/TC 331開発状況

ISO/TC 331は「生物多様性に関するすべての組織が持続可能な開発に貢献することを促進するための原則、枠組、要求事項、ガイダンス及びサポートツールを開発するための生物多様性分野の標準化について検討をすること」をスコープとして2020年8月にISO内に設立された専門委員会(Technical Committee : TC)です。

現在5件の規格案(下記参照)が各国より提案され、開発段階にあります。

日本においては、2024年3月に、企業や金融機関、消費者の行動を変えて自然を保全する経済に移行するビジョンと道筋を示した「ネイチャーポジティブ経済移行戦略」が閣議決定されました。この戦略の中でも、国際標準化・ルールメイキングに取り組むことの重要性が示されています。

「ネイチャーポジティブ経済移行戦略」が公表されました。(新たに47兆円のビジネス機会)
2024年3月29日、環境省、農林水産省、経済産業省、国土交通省の連名で「ネイチャーポジティブ経済移行戦略~自然資本に立脚した企業価値の創造~」を公表しました。 多くの経済活動が自然資本に依存していますが、自然資本は継続的に劣化しており、社...

 

TC331で開発中の規格

  • ISO/CD 13208(用語)
  • ISO/DIS 17298(組織レベルで生物多様性を戦略的および運用的に表明するための要件とガイドライン)
  • ISO/DIS 17317(在来種由来の製品の特性評価のためのガイドライン)
  • ISO/CD 17620(生物多様性のネットゲインを設計及び実施するためのプロセス)
  • ISO/AWI/TR 25182(生態系ネットワークー標準化ニーズのマッピング)

 

出展

○環境省 >ISO/TC331 における生物多様性の標準化の取組状況及び 国内審議委員会の委員募集について

○ISO/TC 331

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