このコラムでは、品質部門が、“成果に結びつく本質的な役割を果たす” ために、部門や個人がどう使命・役割を果たしていかなければいけないかをシリーズでお届けしています。(14回+付録1回シリーズ) 筆者が実践した品質スタッフのパフォーマンス向上に役立つ活動とそのための人づくり法 筆者は、在社40年のうち、最初の4年程の生産技術以外はすべて品質部門であった。 入社後数年して会社が、「不況に強い体質」にするためにデミング賞受賞のための品質保証本部なる部門を作り、開発・設計・生産・販売・サービス部門から若手数人ずつを寄せ集めた新組織に、幸か不幸か組み込まれた。 以降、品質スタッフに役立ったと思われるを体験事項を、担当段階から本部長段階での活動を順にいくつかを挙げてみる。 1.日本品質管理学会の活動 新本社部門立ち上げ時代には、周りの多くも知識・経験が乏しかった。そのため、専門の知識を高めるために関係書籍、セミナー参加などから仲間との相互学習が中心であった。その後、JSQC(日本品質管理学会)の会員になり、JSQC研究会のメンバーに加えていただいたりして知識の吸収に努めた。 長じて縁
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