「フロン排出抑制法」に基づくフロン類算定漏えい量報告・公表制度により、業務用冷凍空調機器を使用する事業者から報告のあった、2022年度のフロン類算定漏えい量が公表されました。 報告されたフロン類の「算定漏えい量」の合計値は、234万t-CO2であり、前年度から6万t-CO2増加しました(「実漏えい量」の合計は昨年度より31t減少し、4年連続で減少)。 また、オゾン層破壊物質であるHCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)の生産量・消費量の削減が進み、代替物質であるHFC(ハイドロフルオロカーボン)を使用した機器への転換が進んだため、昨年度に引き続き、HFCの実漏えい量が、HCFCの実漏えい量を上回りました。 フロン類算定漏えい量報告・公表制度 フロン排出抑制法に基づく「フロン類算定漏えい量報告・公表制度」は、管理する業務用冷凍空調機器からフロン類を相当程度多く漏えいした者(特定漏えい者※)に、算定したフロン類の漏えい量(算定漏えい量)を国に報告することを義務付け、国が報告された情報を集計・公表する制度です。この公表制度は、フロン類の漏えい量の多寡に着目するのではなく、当該
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