2023年11月15日、世界気象機関(WMO)より、2022年の主要な温室効果ガスの世界平均濃度が、観測史上最高を更新したことが発表されました。※WMO:World Meteorogical organization 概要 ●報道発表資料(世界の主要温室効果ガス濃度は観測史上最高を更新).pdf ●WMO 温室効果ガス年報第19号|2023年11月15日(抜粋)(気象庁訳).pdf WDCGG(温室効果ガス世界資料センター)による2022年までの観測データの解析によると、大気中の主要な温室効果ガス(二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素)の増加が続いており、2022年の世界平均濃度はいずれも観測史上最高を更新しました。 工業化以前(1750年以前)と比較すると、それぞれ150%(CO2)、264%(CH4)、124%(N2O)となっています。 二酸化炭素濃度 特に、地球温暖化に対して世界全体で最大の寄与を持つ二酸化炭素については、解析期間の1984年以降、毎年観測史上最高の濃度を更新し続けています。 なお、2021年から2022年までの濃度増加量(2.2ppm)は、2020年か
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