このコラムでは、品質部門が、“成果に結びつく本質的な役割を果たす” ために、部門や個人がどう使命・役割を果たしていかなければいけないかをシリーズでお届けしていきます。(14回シリーズ) 品質部門の機能のPDCAを回す 前回、品質部門の役割形態について、①トップスタッフ機能、②横串し(又はサービス)スタッフ機能、③センター・ラインスタッフ機能の三種があり、そのどれか単独又は複数の機能を持っており、品質保証/顧客価値創造上、重点指向でプロセス改善するに当たって、事例改善関与やその指導力がポイントになることに触れた。 今回は、これらの品質部門の機能のPDCAをどのように回してスパイラルアップしていかねばならないのかを、図3で確認してみよう。 図3.品質部門の機能のPDCA関連図 1.PLAN 先ず「P」であるが、上記3つのどの機能(①トップスタッフ機能、②横串し(又はサービス)スタッフ機能、③センター・ラインスタッフ機能)においても、品質/質に関する目標提示(P-1)がある。③の機能では規格や基準であることもあるが、ここではこれらも目標に含めるとする。 「品質保証の定義」の内
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