2023年10月30日~11月3日に、スイス・ジュネーブにおいて開催された「水銀に関する水俣条約第5回締約国会議」の結果が公表されました。 主な結果 ●水銀に関する水俣条約 附属書の見直し.pdf ●ランプに関する規制措置.pdf 水銀添加製品の規制の見直し、規制の対象となる水銀汚染廃棄物のしきい値等に関する議論が行われ、蛍光ランプの製造等をその種類に応じ、2027年末までに禁止することが決定されたほか、水銀に関する水俣条約上の水銀汚染廃棄物のしきい値について、水銀含有濃度1kg当たり15mgとすることが決定されました。 水銀添加製品(附属書A)等の見直し 条約第4条では水銀添加製品(附属書A※)の製造及び輸出入の禁止、第5条では水銀又は水銀化合物を使用する製造工程(附属書B※)について規定されています。 ※附属書A:製造・輸出入が禁止される水銀添加製品をリスト ※附属書B:水銀の使用が禁止/制限される製造プロセスをリスト 附属書A及び附属書Bの見直しを行い、ボタン電池や蛍光ランプなど9種類の水銀添加製品について、2025年末~2027年末までに製造及び輸出入を段階的に廃
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