2023年7月10日「国際海事機関海洋環境保護委員会の判定に基づき環境大臣が指定する物質の一部を改正する件」が公布され、同日より適用されました。 ①新たにMEPCで承認された4物質の名称、②当該物質の汚染分類、③混合物の汚染分類の決定の際に使用する当該物質の係数を追加する改正です。 改正の概要 ●国際海事機関海洋環境保護委員会の判定に基づき環境大臣が指定する物質の一部を改正する件(案).pdf 有害物質のばら積み輸送は、船舶からの有害液体物質の排出規制を定めているマルポール条約 附属書Ⅱにおいて規定されており、IBCコード、MEPCのリスト※に掲載されていない物質は、未査定物質となり輸送ができないこととなっています。 2022年12月1日に行われた、MEPC(海洋環境保護委員会:国際海事機関下の委員会の一つ)において、IBCコードに掲載されていない4物質の汚染分類等の承認が行われ、汚染分類等に応じた輸送・排出が国際的に可能となりました。 これらの物質については、国内法制度においては「国際海事機関海洋環境保護委員会の判定に基づき環境大臣が指定する物質(告示)」指定することと
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