2023年5月1日~12日にジュネーブ(スイス)において、化学物質・廃棄物関連3条約の締約国会議である「ストックホルム条約(POPs条約)」「バーゼル条約」「ロッテルダム条約」が開催されました。 ※ストックホルム条約(POPs条約):残留性有機汚染物質を国際的に規制するストックホルム条約 ※バーゼル条約:有害廃棄物の国境を超える移動及びその処分の規制に関するバーゼル条約 ※ロッテルダム条約:国際貿易の対象となる特定の有害な化学物質及び駆除剤についての事前のかつ情報に基づく同意の手続きに関するロッテルダム条約 会合の決定事項 1.ストックホルム条約 ●ストックホルム条約第11回締約国会議(COP11)の結果の概要.pdf デクロランプラス、UV-328及びメトキシクロルの条約附属書A(廃絶)への追加が採択されました。加えて、デカブロモジフェニルエーテル、短鎖塩素化パラフィン等について、個別の適用除外及び認められる目的の見直しについて議論が行われました。 (1)附属書Aへの新規POPs物質の追加 新たに以下の物質が、附属書A(廃絶)に追加され、今後、国際的に協調して製造・使用
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