2022年9月、国際標準化機構(ISO)は、毎年行っているマネジメントシステム規格の認証数の調査「ISOサーベイ」の2021年結果を公表しました。このデータは、認証機関から提供されたデータに基づき集計されています。
調査結果の概要
対象規格
調査対象の規格は、2020年度から4つの規格が追加され、合計16のISOマネジメントシステム規格についての調査結果が公表されています。
- ISO 9001(品質)
- ISO 14001(環境)
- ISO/IEC 27001(情報セキュリティ)
- ISO 22000(食品安全)
- ISO 45001(労働安全衛生)
- ISO 13485(医療機器-品質)
- ISO 50001(エネルギー)
- ISO 22301(事業継続)
- ISO 20000-1(ITサービス)
- ISO 28000(サプライチェーンセキュリティ)
- ISO 37001(贈賄防止)
- ISO 39001(道路交通安全)
- ISO 20121(イベントサステナビリティ)※前年度から追加
- ISO 29001(石油及びガス産業の品質)※前年度から追加
- ISO 44001(提携事業関係)※前年度から追加
- ISO 55000(アセットマネジメント)※前年度から追加
認証数
調査対象のすべての規格において、認証の数が増加しており、特にISO 45001、ISO 9001、ISO 14001は中国の増加により、また、調査への参加が増加したことにより増加しました。
※ISO Survey2021をもとに(株)テクノファが作成
※ISO Survey2021をもとに(株)テクノファが作成
出典
○ISO > ISO Survey of certifications to management system standards – Full results