厚生労働省から、2021年度「『見える』安全活動コンクール」に応募のあった742事例から、優良事例として特に企業等の創意工夫が認められた安全衛生に関する80事例が公開された。 「『見える』安全活動コンクール」は、企業・事業場における安全活動の活性化を図るため、労働災害防止に向けた事業場・企業の取り組み事例を募集・公開し、国民からの投票などにより優良事例を選ぶもので、平成23年度から実施している。 2021年度 優良事例の概要 「『見える』安全活動コンクール」は、2021年度で11回目を迎え、応募数は742件となり、ここ数年で最多となった。 昨年に引き続き新型コロナウイルス感染症の流行を受け、職場における安全対策と感染症対策を両立する取組がみられた VRやウェアラブル端末といった新しい技術を用いた取組がある一方で、ナッジ(※)を活用した「見える化」事例の類型を中心に、創意工夫によりコストを掛けずに安全衛生を推進する取組も多く見られた 応募件数について、業種別でみると、建設業、製造業が大半を占めており、今後は、労働災害が増加傾向にある第三次産業等からの応募が望まれる (※)ナ
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