2022年2月28日、気候変動による影響や気候の変化や災害などに対応する適応策、脆弱性に関する情報をまとめた「IPCC第6次評価報告書 WG2報告書(AR6/WG2報告書)」の政策決定者向け要約(SPM)が承認されるとともに、同報告書の本体や付録等が受諾された。 2014年の前回の第5次評価報告書以来8年ぶり。報告書の本体等は、2022年7月頃にIPCCから公表される予定。 報告書の特徴 和訳 ●IPCC/AR6/WG2報告書の政策決定者向け要約(SPM)の概要.pdf 原文 ●政策決定者向け要約(SPM).pdf ●ヘッドライン・ステートメント(HS) ●報告書本体等のダウンロードページ 該報告書では、気候変動の影響・適応・脆弱性に関する最新の科学的知見がまとめられており、 「人為起源の気候変動は、極端現象の頻度と強度の増加を伴い、自然と人間に対して、広範囲にわたる悪影響とそれに関連した損失と損害を、自然の気候変動の範囲を超えて引き起こしている」等と評価されている。 前回の「気候の変化が自然や人間に影響を引き起こしている」との表現から、さらに踏み込んだ。
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