「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律(フロン排出抑制法)」に基づくフロン類算定漏えい量報告・公表制度により、業務用冷凍空調機器を使用する事業者から報告のあった2019年度のフロン類算定漏えい量が公表された。 この公表制度は、フロン類の漏えい量の多寡に着目するのではなく、当該機器使用時のフロン類の漏えいの実態を把握・公表することにより、適切な機器の管理を促進し、フロン類の排出の抑制に資することを目的としている(フロン類の漏えい量は、機器の設置環境や使用されているフロン類の種類、機器の規模・保有台数等の要因によって左右される)。 フロン類算定漏えい量報告・講評制度 フロン排出抑制法に基づく「フロン類算定漏えい量報告・公表制度」は、管理する業務用冷凍空調機器からフロン類を相当程度多く漏えいした者(特定漏えい者※)に、算定したフロン類の漏えい量(算定漏えい量)を国に報告することを義務付け、国が報告された情報を集計・公表する制度。 ※特定漏えい者:算定漏えい量が年間1,000t-CO2以上となる者 ※制度概要 http://www.env
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