環境省と経済産業省は共同で、化学物質排出・移動量届出(PRTR)制度に基づく化学物質の2019年度の排出量・移動量等のデータの集計結果を公表した。 届出排出量・移動量 ●令和元年度PRTRデータ(化学物質の排出量・移動量の集計結果)の概要.pdf ●届出排出量・移動量の経年変化の概要について.pdf 1.届出排出量・移動量 届出のあった全国の33,318事業所の2019年度の排出量・移動量について集計したところ、排出量は140千トン(対前年度比5.7%の減少)、移動量は244千トン(対前年度比0.7%の減少)、排出量と移動量の合計では384千トン(対前年度比2.6%の減少)となった。排出量は2年連続の減少、移動量は4年ぶりの減少となった。 届出排出量・移動量の多い上位10物質の合計は、282千トンで、総届出排出量・移動量384千トンの73%に当たる。 上位5物質は、①トルエン(88千トン)、②マンガン(60千トン)、③キシレン(32千トン)、④クロム及び三価クロム(24千トン)、⑤エチルベンゼン(19千トン)。 (出典)経済産業省 このうち、2010年度の届
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