気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第44回総会が、10月17日(月)~20日(木)にかけて、バンコク(タイ)において開催された。今次総会では、「1.5℃の地球温暖化:気候変動の脅威への世界的な対応の強化、持続可能な開発及び貧困撲滅への努力の文脈における、産業革命以前の水準から1.5℃の地球温暖化による影響及び関連する世界の温室効果ガス(GHG)排出経路に関するIPCC特別報告書」(以下、1.5℃特別報告書)のアウトライン及び「温室効果ガスインベントリに関する方法論報告書」(以下、方法論報告書)のアウトライン(章立て等)等について議論が行われ、それら2つの報告書のアウトラインが決定された。 IPCC第44回総会では、1.5℃特別報告書と方法論報告書のアウトライン(章立て等)等について議論が行われ、主な論点について、以下のとおり決定された。 ※なお、以下に示す報告書のタイトル、章立て等の和文は暫定訳であり、今後変更の可能性がある。 (1.5℃特別報告書のアウトライン) <次回総会の予定> 2017年4月に開催される第45回総会(場所未定)において、「気候変動、砂漠化、土地の劣化、持続
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