スウェーデン・ストックホルムで開かれていた、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)第1作業部会第12回会合において、「IPCC第5次評価報告書第1作業部会報告書」の政策決定者向け要約が承認・公表された。 この報告書は、平成19年の第4次評価報告書以来6年ぶりとなるもので、この間に出された新たな研究成果に基づく、地球温暖化に関する自然科学的根拠の最新の知見がとりまとめられている。今後「気候変動に関する国際連合枠組条約」をはじめとする、地球温暖化対策のための様々な議論に科学的根拠を与える重要な資料となる。 本編は平成26年1月に公表される予定。 1880~2012年における、世界平均気温は、0.85℃上昇し、最近30年の各10年間の世界平均地上気温は、1850年以降のどの10年間よりも高温となった。 今世紀末(2100年)における世界の平均気温は、最大4.8℃、海面は最大82㎝上昇すると予測された(いずれも1986~2005年を基準) 出典 ○環境省 > 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第5次評価報告書(AR5)サイクル
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